今昔物語 第二幕の開演です


大反響をいただいた「ロゲイン多摩川今昔物語」から1年。満を持して第二幕「ロゲイン荏原今昔物語」の開演です。昭和七年まで東京府に存在した荏原郡は、今の世田谷区の一部、目黒区、大田区、品川区等を含む広大な郡で、東西交通の要所として古くからの街道が通り、歴史ある地域であるとともに、東京への食料供給を担う近郊農業地域でもありました。今は幹線道路が貫き、尾根・沢を住宅が覆い尽くしていますが、そんな街道筋の賑わいと農村ののどかさを大正時代の昔マップを片手に思い起こして貰えれば嬉しいです。
ゴールデンウィークの一日にいつもとはちょっと違ったロゲインをお楽しみください。もちろんプチグルメポイントもご用意していますのでお楽しみに!

2015年2月1日日曜日

今昔物語とは

今回の世田谷シティロゲインは、番外編として「ロゲイン多摩川今昔物語」に続く、今昔物語第二幕「ロゲイン荏原今昔物語」です。第一幕を上回るイレギュラーイベントです。

エリアが世田谷区だけでなく、目黒区、大田区、更には品川区、渋谷区にも広がっている!
おまけに、使用する地図がなんと大正時代のものなのです!


(この地図は明治時代の地図です。これよりは新しい大正時代の地図を使いますが雰囲気はこんな感じの地図です)

今なら当たり前にある道路が、鉄道がない!
逆に、今は無い道や鉄道がある! 
目黒川や立会川がとんでもないところを流れている。

それでも、よ~く地図を見ると
道の曲がりや川の跡、神社やお寺が手がかりになり
昔の荏原郡の風景と21世紀の今の風景がつながります。


ですから、丸の中心に行けば、ポイント写真のような今の風景を撮影することができます。

その面白さを、ホントに面白いと感じられれば、あなたも立派な「地図ヲタク」(^_^;


昔の地図は白黒ですが、水系(川や池)は水色にしたいので、野川のカルガモおとーさんがしこしこ色を付けている真っ最中。結構見やすくなりますが、目黒川など中小河川は今と全く違う流路なので戸惑うかもしれません。

実 は、今回の昔マップには東急の鉄道がほとんど記載されていません。鉄道の表記は「玉電(今の田園都市線)」と「山手線」だけ(しかも、渋谷駅の位置が違 う!) 鉄道を横切った時にビミョウに地図と現地の方向がずれる危険性があります。また、古くからの道も残っているのですが、新しい道がビミョウにずれた 方角に通っていたりしますので、ご注意ください。


ということで、未だにセンター試験の地理だけは毎年解いているという地理ヲタクの野川のカルガモおとーさんから地理ヲタクの皆さんへのプレゼント企画ですので、福引などのアトラクティブな企画はありませんが、ぜひ想像力をフルに働かせて、荏原今昔物語を満喫してください。

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「一般人」クラスの皆さんにお渡しするビニル袋入りの地図ですが、表面には大正の地図にチェックポイントの丸が記された地図(昔マップ)が入っています。裏面の用紙にはチェックポイントの写真と説明書が記載されています。その間に今マップが挟み込まれています。今マップは取り出して持ち歩いても構いません。もし、別のビニル袋に入れて持ち歩きたいという方はA3版のビニル袋をご持参ください(当日販売(50円)もあります)。


「地図ヲタク」クラスの皆さんにお渡しする地図ですが、「一般人」クラスと同様に昔マップが表、ポイント説明が裏、内側に今マップが挟み込まれています。今マップはゴールするまで取り出さないでください。レース前、レース中に取り出した場合はその時点で「一般者」クラスに即時鞍替えになりますので、ご注意ください。